
- Wake Up
- Braziluba
- Like That
- Mild Hysteria
- Group Therapy
- Passion
- Crossing Paths
- Alegria
- Just For The Record
- Amanecer
- Serenalin
こんにちは。テツヤマモトです。
このブログでは時々こうやって自分が聴いてきた音源を紹介してるわけですが、本当に大切なものを紹介するのを忘れてました。
と言うのは、今回ご紹介するこのアルバムこそ自分の原点ともいえるものだからです。
自分のドラムの始まりはこのアルバムから
自分がドラムを始めた最初のきっかけは学生の頃にやったドラムマニアです。
高校生の頃は勉強するかドラムマニアするかのどっちかでした。
晴れて大学に合格し、サークルどっか入ろうかと思ったところに軽音のサークルの勧誘が。
「そう言えば、俺ドラム好きだったな。」
ってことでゲームがあれだけ出来れば本物でも出来るだろって思って本物のドラムを始めました。
が、しかし当然ゲームと本物は全然違いしばらくは全然叩けずリズムキープもサッパリでした。
それでも諦めずに練習をしてある程度慣れてきました。
そんなある日、スティックを買いに楽器屋に行ったところにデモでやってたのが、今回ご紹介するドラマー。デイヴ・ウェックルの教則ビデオでした。
初めて見たウェックルはとにかくカッコいい!の一言でまさに頭に雷が落ちました!
すぐその場で教則ビデオを買って暇があれば、食い入るように見てました。
このアルバムは自分が最初に買ったデイヴ・ウェックルのアルバムなので、自分としてはかなり感慨深いものになります。
ちなみに以前にご紹介したチック・コリアのアルバムはデイヴ・ウェックルというドラマーを調べていくうちにたどり着いたものです。
自分のフュージョン好きはここから始まってます。
流れるようなグルーヴとドラムソロ
自分は最初このアルバムを聴いたときの感想はよくこれだけ叩きまくれるなぁって思いました。
でも、後になって調べてみたのですが、このアルバム以前のウェックルは一度自分の奏法を見直してた時期でもあるんですよね。
そのせいかすごくリラックスして叩けるようになったとウェックル自身も雑誌のインタビューで言っています。
このアルバムでは、そんなテクニカルではあるんだけれども凄くリラックスしたグルーヴで演奏するウェックルを堪能できます。
このフレーズは6連符?とか32分音符?とかで考えずにまずはこの水のように自然に流れるグルーヴをつかんで欲しいと思います。
もちろん、ネタとしておいしいフレーズはたくさんあるんですがそれも音楽ありきです。
特にこのグルーヴをキープして展開するドラムソロはもはや神業の領域です。
7曲目で聴ける「Crossing Paths」とかでドラムソロが嫌と言うほど聴けます。
ぜひ、聴いてみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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