
- Space Road
- Sailling Alone
- I’m Sorry
- Have A Nice Dream
- Black Joke
- Midnight Rendezvous
こんにちは。テツヤマモトです。
このブログを読んでいる読者の方ならご存知の通り、自分は大学生と専門学校生の頃は大のフュージョン好きでその中でもカシオペアはお気に入りの一つでした。
カシオペアは以前のこの記事でも紹介しましたね。
今日はカシオペアのアルバムでもう一つよく聴いてたアルバム「サンダーライブ」を紹介します。
今、聴いても色あせない超絶テクニカルな演奏は単にテクニックの応酬だけに終わりません。神保さんが好きなドラマーならぜひ一度聴いてみてください。
世界的ドラマー神保彰の出世作
で、これ実はライブアルバムなんですが、実は神保さんがカシオペアに参加してからはじめてのアルバムです。
自分はオンタイムで聴いていませんが、当時のこの演奏はだいぶ衝撃を与えました。
それくらい、当時の神保さんのドラミングは超絶そのものです。
今でも年一回のペースでアルバムを出し続け、定期的にワンマンオーケストラで世界を旅するように演奏を続けるあのバイタリティは脱帽です。
異常な熱量でのインタープレイ
あくまで自分の見解ですけど、カシオペアの曲ってみんなそこまで難しいことをやってる感がないのに、いざやってみると難しいフレーズが多いんですよね(笑)
しかし、このアルバムに関しては別格です。全曲、異常な熱量でインタープレイが繰り広げられるのでとにかく全てがアツいです。
1曲目の「Space Road」はただでさえテンポが速いのにキーボードソロに変わってからのカウベルのパターンのさらなる高速感はたまりません。
動画で見るとさらに迫力が違いますね。
また2曲目「Sailing Alone」でのギターソロでのインタープレイはとにかく隙間があれば音で埋め尽くしてやろう!って感情を感じます。
*動画はベーシスト櫻井哲夫さんのライブでの演奏です。
今聴くとある意味、シンプルイズベストの音楽に対する一種のアンチテーゼにも思えてしまいます。
Black Jokeにおける、名刺代わりのドラムソロ
このアルバムのハイライトはもちろん5曲目「Black Joke」でのドラムソロです。
これは初めて聴いた時はぶっ飛びました。
この頃からすでにテクニックとしては完成しているような感じさえあります。
テクニックはルーディメンツの応用だったりごくごく簡単なコンビネーションもあるのですが、それを徹底的に磨いてきた印象があります。
コピーするにしても生半可なテクニックでは太刀打ち出来ないでしょう。
当時のカシオペアファンにとってはまさに名刺代わりのドラムソロと言えます。
影響を与えた3人のドラマー
神保さんの演奏は全体的にスティーブ・ガッドからの影響がものすごく見られます。
インタビューでも影響を受けたドラマーには他にもハーヴィー・メイソンやデヴィッド・ガリバルディの名前をあげてます。
このブログではまだハーヴィー・メイソンのアルバムは取り上げてなかったのですが、他の2人のドラマーの作品も紹介しています。
よかったら、聴いてみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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