こんにちは。テツヤマモトです。

今日はルーディメンツについて自分なりの考えをまとめてみようと思います。
ドラムの上達にはルーディメンツは欠かせないものです。
ルーディメンツをただの手の運動ととるかそれ以上の意味でとるかによって、練習のモチベーションは変わってきます。
後述しますが、現在ルーディメンツは40種類あると言われています。
40種類あると言われると一体どこから練習して良いのか?正直迷ってしまいますよね。
そこで今回は最初に練習すべきルーディメンツを3種類にまとめてみましたので、ぜひ読んでみてください。
ですが、その前にルーディメンツってそもそも何?ということから述べていきます。
ルーディメンツとは?
ルーディメンツの意味
そもそもルーディメンツとは一体どういう意味でしょう?
試しにルーディメンツの意味を辞書で調べてみましょう。スペルは「rudiments」と書きます。
すると「基本」や「基礎」という言葉が出てくるはずです。
基本って聞くと何だか練習しないといけないって思いますよね?
実際その通りで、ルーディメンツの練習はギターで言えばスケール練習みたいなものです。
ルーディメンツはマーチングでよく出てくる手の動きをまとめたものになります。
ルーディメンツはスネア上だけでなくドラムセット全体の動きにも応用が効くのでマスターしましょう。
ルーディメンツの歴史
ルーディメンツの歴史をざっと振り返ってみましょう。
現在、基本的なルーディメンツは現在は40種類あると言われています。
しかし、最初は40種類もなくNARDと呼ばれる団体が提唱していた26種類が主なものでした。
そこにPAS(Percussive Arts Society)という団体がさらに14種類を付け加え現在の形になったと言われています。
今ではこの40種類のルーディメンツをさらに複雑化したハイブリッドルーディメンツというのもあり、ルーディメンツというくくりだけでも100種類以上あります。
ハイブリッドルーディメンツに関しては、こちらの記事を読んでみてください。

ルーディメンツの譜面や動画をチェックするには?
もちろん、このブログでもルーディメンツは紹介しています。
しかし、当ブログだけでは飽き足らないという方はVic Firthというサイトにも一通りのルーディメンツが紹介されています。
英語のサイトですがこれほどわかりやすいサイトはないでしょう。
また譜面も前述のPASというサイトからpdfでダウンロードできるようになっています。
ルーディメンツは全部やる必要はあるのか?
そんなルーディメンツなんですが一体全部やる必要はあるのでしょうか?
ルーディメンツはそれぞれに要求される動きが違うためにマスターするに越したことはありません。
しかし、その要求された動きをそれぞれ覚えるために全部やるべきなのか?と思うと実はそうでもありません。
ドラムの手順は3種類のみ
当たり前の話ですが、人間の手は右手と左手と2種類しかありません。
この2種類の手で出来る手順はザックリわけると、3種類しかありません。
Rを右手として、Lを左手とすると
RLRL、RRLL、RLRR
の3種類だけです。
厳密に言えば左手スタートで6種類ですがあとはアクセントの位置を変えているだけです。
ではこの3種類の手順に該当するルーディメンツとは何でしょうか?
それは、
シングルストローク・ダブルストローク・パラディドル
の3つです。
この3つのルーディメンツを極めれば、あとはその3つの手順のバリエーションとアクセントの組み合わせだけです。
なので、ルーディメンツをマスターするのはある意味で簡単なのでまずはこの3つからマスターしてみましょう!
一通りルーディメンツがたたけるようになったら、こちらの教則本でさらに実践的な練習を積みましょう。

本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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