こんにちは。テツヤマモトです。

このブログでも紹介しているメトロノームアプリ「Tempo」ですが、最近アップデートしました。
実はここ最近所要でなかなか練習ができなかったのですが、ひさびさにTempoを開いてみたらいつの間にか色んな新機能がついていました。
そして、その新機能が実に素晴らしいものです。
この新機能。実はありそうでなかったものなんですが、この新機能を使えば練習意欲がさらに増すことうけあいです。
今日はTempoに実装された様々な新機能を紹介してみます。
ちなみにTempoを知らない方はまずこちらの記事を読んでみてください。

Tempoの新機能
さて、今回実装された新機能について紹介していきます。
この新しいデザインから色んな新機能が使えるようになっています。
ちょっとパソコンだと見づらいかもです…。
Automator
まずは左上のAutomatorについて説明します。
該当箇所をタッチするとこんな画面が出てきます。
Automatorは小節か時間ごとにテンポを増やしたり減らしたりすることができる機能です。
この機能は今まで使ってきたメトロノームアプリでも初めて見る機能です。
使い方はまずは「小節」か「時間」を選択します。
そして共通の設定として「BPMを○だけ増加する(減少する)」という項目があります。
ここで決められた小節数か時間がきたらどれだけテンポを増やすか?減らすか?を設定します。
そして、小節か時間を設定します。
小節数は最小で1、最大で999小節まで調整することができます。
時間は「分」と「秒」を設定でき、それぞれ1~59まで選択することができます。
Automatorの使い方
Automatorの設定がわかったけど、実際にどう使えばいいのかわからないですよね。
この機能を使ってできる練習法はやはり一定の回数ごとにテンポを上げることによって徐々に負荷をかけていく練習法です。
徐々に減らしていくのだと、なかなかうまい練習法は思いつかないのですが増やすのは割とわかりやすいですね。
アイディアとしてはダブルストロークをずっと叩きながら、1分毎にテンポをあげていくとか練習法ですかね。
あとはいわゆるサーキットトレーニングなんかも有効かもしれません。
昔、神保さんの教則DVDでも紹介されてましたが10ずつあげて、テンポごとに全く違う練習内容をするというやつです。
確か5番目の教則DVDだったかと思いますが、興味があれば調べてみてください。
TRACKER
次は右上の「TRACKER」です。
これもさっきと要領は同じですが、こちらの場合は小節か時間でメトロノームを止めることができます。
時間の場合、いわゆるタイマーとしての設定ができます。
これも「分」と「秒」を設定することができ、範囲は前述と同じです。
そして停止するかリセットするかを選ぶことができます。
注意としては、どちらも「カウントダウン」のところをONにしないとどちらも反映してくれません。
TRACKERの使い方
使い方ですが、これも主に時間を中心に使っていくのがベストかなって感じです。
小節毎にやってリセットしても拍子が同じであれば、あんまりメリットもないですからね。
例えば10小節ごとに別の拍子に切り替わるとかなら使えるかもしれませんね。
時間設定は一つの課題もみっちり5分!とか10分!と集中的に練習する場合に効果的ですね。
これはもっと使い方を研究しないとですね。
コーチモード
そして、個人的に一番いいと思った機能がこの「コーチモード」です。
ちょっと画像の文章がわかりづらいんですが、上で設定した小節数に達したら、下で設定した小節数だけメトロノームの音が消えるという仕組みになっています。
どちらも10小節まで設定することができます。
もっとも10はなかなか使わないと思いますが(笑)
例えば、上を3小節に設定し下を1小節にしたら、3小節は普通にメトロノームの音が鳴り1小節は無音になります。
これはとてもいい練習ができます。
この機能ってYAMAHAの電子ドラムに確かついていたかと思いますが、スマホのアプリでこの機能がついているのはTempo以外知りません。
これはぜひ中級者レベルのドラマーにはぜひオススメしたい機能です。
コーチモードの使い方
これはフィルインの練習をする際にとても効果があります。
先程書いた例でいくと、3小節を普通にリズムパターンを叩き、無音の1小節で好きなフィルインを叩くといった具合です。
あとはジャズの4バースソロを練習するのにもいいかもしれませんね。
この場合、上下どちらも4小節ずつで設定してみてください。
まとめ
今日はTempoの新機能について、書いてみました。
まだ正直、検証段階ではありますがこの機能を使ってできる練習法があれば紹介していこうと思います。
ぜひ一度使ってみてください。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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