サカエドラムが経営破綻して思うことを書いてみる

こんにちは。テツヤマモトです。

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先日、ドラム界で衝撃的なニュースが飛び込んできました。

それがこちらの記事です。

ギブソン、サカエ……楽器の老舗が破綻 良い楽器も売れない時代、「けいおん!」も効果なし

なんと、日本の数少ないドラムメーカーのひとつである「サカエドラム」が経営破綻するという衝撃的なニュースです。

つい先日もギブソンが破産申請を出したばっかりで、もう楽器が売れる時代は終わったのかなぁと暗くなっちゃいますよね。

しかし、これってよく考えると当然だろうなぁって思っちゃうんですよね。

今日はそんなサカエドラムの経営破綻について思うことを書きます。

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サカエドラムとは?

サカエドラム楽器は大阪にある老舗のドラムメーカーのひとつです。

その歴史は実に大正14年!とかなり昔からやっている数少ない日本のドラムメーカーのひとつです。

しかし、日本だとYAMAHAやTAMAなどに比べるとちょっとだけ影のうすい感じがするんですよね。

たしか、自分が以前住んでた吉祥寺のNOAHにはサカエドラムがおいてあったかと思います。

とは言え、やはり日本製ということでその作りは非常に優れているイメージがあります。

サカエドラムを使ってるドラマー

サカエドラムといえば、この人!っていうのがなかなか出てこないんですけど、代表的なドラマーを少し挙げます。

大喜多崇規

サカエドラムを使ってるドラマーということで真っ先に浮かんだのはこの人ですね。

Nothing’s Carved In Stoneのドラマーの大喜多さんです。

Nothing's Carved In Stone 『Spirit Inspiration』

すごくタイトなドラムですね。

ちなみにこのバンドはELLEGARDENの生方真一さんが休止中に立ち上げたバンドです。

今年ELLEGARDENも復活するので、このバンドも盛り上がってくれるといいですね。

ちなみにこの曲は水曜にやってる「くりぃむしちゅーのミラクル9」でもちょっとだけかかってます。

シシド・カフカ

最近は女優業にも力を入れてる、このシシド・カフカさんもサカエドラムの使い手です。

いいなCM グリコ プリッツ シシド・カフカ 「ハラペコにプリッツ」篇

やっぱりこのCMのイメージが強いんじゃないかな?

当時、ロングヘアーでドラム叩きながら歌うというのは相当なインパクトを与えましたねぇ。

今はショートヘアになっちゃったけど、ドラムの腕は相変わらずスゴいですね。

則竹裕之

個人的にはこの人がサカエドラムになったのは衝撃的でした。

というのも、則竹さんといえばT-SQUAREの頃から神保さんと一緒に日本のフュージョン界に貢献してきたスーパードラマーです。

なので、神保さんと同じYAMAHAのドラマーといえばこの人ってイメージなんですよね。

それが突然サカエドラムにチェンジしたというのは何かあったのでしょうか?

SAKAE DRUM DAY 2015 – Hiroyuki Noritake Performance Part II

おまけにセッティングもかなりコンパクトになりましたね。

かと思いきや2017年のブルーノートでのライブではタムを増やしたセッティングでのプレイも見れます。

YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

サカエドラムが倒産に追い込まれた理由

このような偉大なドラマー達が使っているにも関わらず、どうしてサカエドラムは倒産の危機に追い込まれたのでしょうか?

これはあくまでも自分の持論ですが、売る側の責任というのが大きいと思っています。

楽器屋は売ることを怠っている

出典:池部楽器店

楽器屋に一度でも行ったことがあるならわかるとは思うんですが、画像のようにいろんな楽器が並んでいます。

ドラマーって多少おバカなところがあって、こういう楽器の山を見ると妙にテンションがあがっちゃうんですよね(笑)

「うおー!スネアの山じゃあ!」とか「シンバルいっぱい!すげー!」みたいな(笑)

もちろんそれはそれでいいんですけど、ただ雑多に置いてあるだけなんですよね。

スネアなんかも均等に並べて、値札がついて終わり。

これ、どういうことかと言うと「その楽器がどんな音色でどんなドラマーが使っているのか」が書いてないんですよ。

楽器だけが置いてあって、あとはその商品が売れるのを待つ。

それだけなんですよね。

これじゃあ、その商品がこのくらいのスペックがあることをお客さん自身が知らない限りは売れないでしょう

少なくともマイスネアを初めて買おうと思ってる初心者には優しくありません。

なので、個人的にその楽器は誰が使っていてどんな曲に使えるのか?などのアピールポイントを出すといいですよねぇ。

まとめ

今回のことは非常に残念でなりません。

ただ、少なくとも売り手側がもう少し売り方を変えていたらこんなことにはならなかったのかなと思います。

自分自身、若い頃に営業の仕事をやってたからわかるのですが商品の魅せ方を一つ変えるだけでお客さんの反応って変わるんですよね。

楽器は楽器自身のスペックを数値化するのはむずかしいものです。

ですが、あのドラマーが使ってるとかこんな曲に使えるよってことがアピールできるともっと売れると思います。

本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!

コメント

  1. 通りすがり より:

    はじめまして。たまたまサカエリズム楽器の倒産後の動向をネットで検索しました。
    サカエリズム楽器という会社は私の記憶ですと主にヤマハのドラムを実質的に作っていた会社です。
    少なくともヤマハのレコーディングカスタム(YD-9000Gシリーズ)が登場した1976年頃には既にサカエリズム楽器が実質的にシェルを創っていたはずです。
    で、ヤマハのメイプルカスタムが廃盤となった頃(10年位前)から独自のブランドを名乗って売り出しております。
    ヤマハの国内生産はこのころに登場した最高級シリーズのPHXのみとなり、他のシリーズは従来通りのインドネシア生産と切り替えたハズです。
    ヤマハの下請けを止め、自分の看板でやり始めてからシェル専業ではなく、ドラムペダル(エクスカリバー)などのハードウェアの生産を始めたハズです。

    つまりヤマハのメイプルカスタムなどの実質的な生産はサカエが担っていた訳で、シェル生産専業であったのが一手にドラム全体に手を出さなくてはいけなくなったのが大きな原因だと思います。
    商売の仕方が変わったことが大きな原因だと私は解釈しております。

    またサカエのユーザーである則竹さんがサカエリズム楽器に到着した経緯ですが、彼はアマチュアの高校時代に同じくドラマーであった父親からヤマハのレコーディングカスタムをなんらかのご褒美で購入してもらいました。

    アマチュア時代からいくつもバンドを掛け持ちし、学校のブラスバンドに(所属していないにもかかわらず)自分のセットを貸し出し、指導もしていたくらい熱心に取り組んでいるほどでしたが、この自分の愛機に本当にほれ込んでいたそうです。
    その後、神戸大学4年の時に自分のフュージョンバンドで演奏していたところを長谷部徹さんの後任を探していたザ・スクェアの安藤さんにスカウトされたいきさつがあります。
    プロデビューした1986年はパールのモニターとなり、1995年頃にパールを離れ、ソナーを使用し、次にTAMAと契約。2000年頃にヤマハに移籍した経緯があります。

    サカエリズム楽器が独自のブランドで登場してからサカエに移籍しております。
    おそらくサカエにたどり着いたのは高校時代に所有していたヤマハのレコーディングカスタムの音を求めたからだと思います。

    イケベの秋葉原店。私もそこで10年位前にPAISTEのシンバルを数十万はたいて購入しました。
    その際に一部受注生産があり、スイスからの空輸が遅れるとのことで名物店員(カリスマ店員)の某氏にお世話になりました。
    熱心にドラムを扱っている店ですがなかなかドラムだと数もさばけないでしょうし難しいのでしょうね。