
- The Zone
- 101 Shuffle
- Mud Sauce
- Designer Stubble
- Someone’s Watching
- Transition Jam
- Rhythm Dance
- Access Denied
- Song For Claire
- Big B Little B
- Good Night
こんにちは。テツヤマモトです。
ドラムを始めたキッカケって大体はあのドラマーのようなプレイをしてみたいってのは結構あると思います。
自分の場合はデイブ・ウェックルというドラマーであり、偶然楽器屋で流れてたこの人の教則ビデオの映像を見て、ドラムを真剣にやろうと思いました。
あの流れるような動きに安定したグルーヴ、そしてここぞとばかりで見せる超絶技巧。
もう全てが虜でした。
今日はそんな自分の永遠の目標であり、現代最高峰のドラマーの一人のデイブウェックルのアルバムを紹介します。
ウェックルがグルーヴに徹したアルバム
さて先ほども書いた通りウェックルの魅力と言えば、何といってもチックコリアのアルバムで聴けるようなあの超絶技巧ですよね。
しかし、このアルバムではその超絶技巧をあえて抑えた渋いプレイを聴かせてくれます。
実は個人的にもこのアルバムがデイブウェックルバンドの中では一番好きなんですよね。
しかしテクニックを抑えたとは言っても、やはりそこはデイブウェックル。そう簡単には真似できないプレイが満載です。
確かに他のアルバムと比べると、手数は少ない方です。
ですが、逆を言うとグルーヴに徹している分曲のツボをしっかりと抑えたプレイを展開しているのでウェックルの入門編としては一番いいと思っています。
バリエーションに富んだファンクドラミング
そんなウェックルのグルーヴドラミングが聴けるのはやはりファンク系の曲ですね。
中でも1曲目で聴かれるスネアのアクセントをずらした「コールド・スウェット」の様なリズムパターンはかなり参考になります。
あくまでも憶測ですが、ウェックルはこうしたジェイムス・ブラウンなどのファンク系の曲は相当聴き込んできたかもしれませんね。
シャッフルのお手本「101 Shuffle」
また2曲目のシャッフルは中級者以上のシャッフル練習曲としてコピーしがいのある曲でしょう。
個人的なポイントとしては2拍3連の使い方が素晴らしいです。
ちょっとしたトリックプレイにはなるんですがこれもかなり使えるネタになります。
でも、やっぱり超絶技巧も堪能したい
でもやっぱりウェックルならテクニカルだよね!って思ってるドラマーもいるかとは思いますので、しっかりと超絶技巧を駆使した曲も紹介します(笑)。
それが8曲目の「Access Denied」になります。
チェンジアップを使ったユニゾンやオリジナルのツーバスフレーズ。そしてスティーブガッドスタイルをさらに昇華させた高速ドラムソロはいつ聴いても鳥肌ものです。
テクニカルなウェックルとグルーヴに特化したウェックルの2種類を堪能したいドラマーにおすすめの一枚です。
ぜひ、聴いてみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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