こんにちは。テツヤマモトです。

自分は昔からフュージョン系の音楽が大好きで、特に学生の頃はカシオペアにかなりハマっていました。

カシオペアの傑作。make up cityは神保彰氏のプレイをチェックするにはもってこいの作品です。8曲全てスーパープレイ満載のこの作品はドラマーなら参考になります。神保彰氏のプレイにあこがれているドラマーならぜひ一度読んでみてください。
フュージョンというとよく出てくるリズムパターンに両手で16分を刻みながらスネアやバスドラを入れていくパターンがあります。
この手のパターンはスネアが常にバックビートの位置にあるなら簡単です。
しかし、16分の2つ目とか4つ目とかにスネアがくると手が絡まったりしてよくわからなくなるということがありますよね?
例えば、以前紹介したウェザーリポートの曲にもかなり複雑に絡み合ったパターンが出てきます。

そこで、今日は両手16ビートにおいてどんな位置にスネアやタムが来たとしても対応できるように下準備としての練習法を紹介します。
アクセント移動を応用する
今回の練習法を紹介する前に、あなたは「アクセント移動」という練習法を知っていますか?
わからなければ、こちらの記事のシリーズをぜひ読んで下さい。

このアクセント移動の練習を単純にリズムパターンに応用するだけのシンプルな練習法になります。
バスドラムは4分で統一し、アクセントをスネアに。ノーアクセントはハイハットで16分のアクセントを移動させながらたたきます。
アクセントが1つ目なら「タチチチ、タチチチ」となります。
16分の2つ目と4つ目をたたく場合
アクセントが1つ目と3つ目に来てる場合はそこまで特に問題はないと思います。
問題は16分の2つ目と4つ目になります。
おそらく、そのままたたくと右手が邪魔になって右手のスティックをたたいたり引っ掛けたりしてスティックを落としたりすると思います。
最悪の場合は、自分の手をたたいてしまい痛い思いをするでしょう(笑)。
そこで2つ目と4つ目を叩く場合には、右手の肘を開くようにして左手でたたくためのスペースを作るようにします。
こうすることによってスティック同士が当たらないようになりますし、リムショットもたたきやすくなります。
動画を載せてみました。
ちょっと見えづらいと思いますが、2つ目と4つ目でほんの少し肘を開いているのが見えると思います。
これでスティック同士が当たらないようにしています。
慣れてきたら、アクセントをタムやフロアタムに展開してもいいですし、右手をライドシンバル、左手はハイハットでやってみてもいいでしょう。
この場合の応用は以前に紹介したリトナーの「Rio Funk」でも聴くことができます。

ぜひ、一度ためしてみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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