こんにちは。テツヤマモトです。

昨今、色んなドラマーが数多く輩出されています。
最近ですとマークジュリアナとかCrossfaithのTatsuyaさんとかドラムマガジンでもかなり取り上げられています。
こうしたドラマー達のプレイをyoutubeで見たり、アルバムを聴いてみると随所にものすごい高速フレーズや複雑なコンビネーションが出てきます。
この時2種類のドラマーが現れます。一つは「自分もやってみたい!」などのいい意味での刺激を受けるドラマーです。
もう一つは
「自分には無理だ。出来ない」
「どうしたらこんなプレイが出来るのか」
等の色々とネガティブな刺激を受けるドラマーです。
しかし、今回の記事を読めば少しネガティブな刺激が緩和できるかと思います。
「シンプルなことしか出来ない」と「シンプルに徹する」は違う
ネガティブ派の中には「自分はグルーヴ派だから」とか「シンプルに徹する」という都合のいい言葉に逃げてこうしたテクニックの習得を避けるドラマーもいます。
もちろん自分はシンプルに徹するとかグルーヴ派に逃げるのが悪いとかそういうことを言ってるのではありませんよ。
自分が散々いろんな難しいことに挑戦し、その中で必要なテクニックをしっかりと身に着けた結果、シンプルなプレイに回帰したというのなら話はわかります。
しかし、あなたがただ単に難しいことをやるのがめんどくさいからという理由でシンプルになったというのは、それは単純に「シンプルなことしか出来ない」だけです。あなたが練習不足なだけです。
「シンプルなことしかできない」と「シンプルに徹する」は意味が全然違います。
超絶技巧とはそれをとことん突き詰めた結果
いわゆるスーパードラマーのプレイを俗に「超絶技巧」って呼ばれます。
誰しも一度は超絶技巧には憧れるでしょう(笑)こんだけドラムを叩けたら楽しいだろうなぁって。
で、その超絶技巧というのはただ単純に一つのスタイルをとことん突き詰めた結果だと自分は考えます。
確かに細かいことを見ていけば色んなプレイが出てきますが、結局はスタイルしてはそこまで多くはありません。
ちなみに超絶技巧といえば自分の場合はまずデイヴ・ウェックルの名前が上がります。
しかし、彼も教則ビデオで言ってることはシンプルに3連符のコンビネーションを練習してみたら?と勧めているだけです。
単純にそれをとことん練習し、どんな時にもそれがしっかりと出来るようにしただけで動画のプレイ(1:25くらい)が出来るのであれば単純な動き一つでも時間をかける気になりませんか?
ツーバスもそうです。Tatsuyaさんだって最初からテンポ200オーバーで踏めたわけではありません。それなりに遅いテンポから始め、足が折れるくらいに踏んできたに違いありません。
マイク・ポートノイだって初めから19/16拍子が出来たわけではありません。
超絶技巧って単純なことをどれだけ突き詰めてきたかそうでないかの違いに過ぎないのです。
今、現在もグルーヴ派として生き残っているドラマーはグルーヴというテクニックよりももっと漠然としたものを突き詰めているという意味ではもっと超絶ですよ?
ですので、超絶技巧にもし憧れているのであれば単純に一つのことを徹底的に突き詰めて、それを誰が聴いてもスゴイ!と思わせるようにしてみましょうね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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