こんにちは。テツヤマモトです。

今日はレッスン用の譜面を作ったり整理したりと事務的な作業に少し追われていました。
その中で見つけた譜面を見て、ちょっと思ったことについてまとめてみました。
ボーストレーニングとは
その譜面は音楽学校へ行ってた頃に師匠からもらったプリントです。
書いてあったフレーズがとてもシンプルなんですけど今になって考えてみると結構深いなって思ったんですね。
一体どんなフレーズが書いてあるのか?気になりますよね?
その譜面にはこう書いてあるんですね。
「8分音符で両手両足を同時に叩く」
ホントこれだけ。
もはや譜面にするのもバカらしいくらいシンプルなんですけど普通に座って自分の太ももをたくだけでもいいので、ちょっとやってみてください。
どうですか?
ゆっくりやると出来ますよね?
でも本当に同時ですか?音が「パラッ!」ってバラけてませんか?
ゆっくりやってできたのならテンポが160でも200でも出来てますか?
これ超厳密にやると100でも結構大変なんですよ。
日頃ルーディメンツでフラムばっかやってる人はさらに大変です。
気を抜くと両手がくせでフラムになっちゃうんですよ。
でも今回は「同時に」なんです。
ボーストレーニングはドラムにおける最高の基礎練習
実はこれボースっていう自分が音楽学校に行ったときに最初にやった練習です。
最初は両手両足。次は右手右足と左手左足。最後は右手左足と左手右足とクロスになります。
これは本当に最高の基礎練習なんですよ。
今でも本気でやると結構ツラいです。気を抜くとすぐにバラバラになるんです。
師匠が最初に教えてくれたことが
「ドラムで最も難しいことは重音」
つまり同時に叩くことなんです。
多くのドラマーは両手両足をいかにバラバラに動かすかに時間を使いますが、両手両足を均等に揃えるかに時間はあまり使わないんですよね。
リズムパターンを叩いてもバラバラに聴こえるのは、これに気づいてない場合がほとんどです。
もしあなたが自分のパターンを録音して聴いてバラバラだなって思ったら、
ルーディメンツやツーバスをものすごく早くたたくことができるようになるよりも、両手両足で同時にたたけるようにした方がよっぽど効果的です。
ぜひチェックしてみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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