
- The Root Of All Evil
- The Answer Lies Within
- These Walls
- I Walk Beside You
- Panic Attack
- Never Enough
- Sacrificed Sons
- Octavarium
こんにちは。テツヤマモトです。
もうすっかり夏ですね。こんな時はプログレを聴きましょう!
なぜって疑問には受け付けません。
今日は前回に紹介したドリームシアターから個人的な名盤をひとつ紹介しようと思います。
凝った仕掛け満載のコンセプトアルバム

ドリームシアターの8枚目になるこのアルバムは全体を通して凝った仕掛けが満載のコンセプトアルバムになります。
8がコンセプト
アルバムのタイトルでもあるOctavariumはoctaveという英単語を元につけたタイトルです。
octaveとはギターやピアノで使われているあのオクターヴと同じ意味です。
要は同じドという音程でも、一つ上のドです。
ドからさらに上のドの間には8音ありますよね?
全体の構成はこのオクターブをもとにしています。ここでピアノの鍵盤をイメージしてみましょう。
実は最初の曲を「ド」としたときに曲間に流れるSEの位置と曲のキーが鍵盤そのままなんですね。
実際に4曲目と5曲目の間と7曲目と8曲目の間にはSEが入っていません。
コンセプトがわかると面白くなる一例ですね。ちなみにブックレット全体にも「8」にまつわる色んな絵が満載です。なんなら収録曲も全8曲です。
難易度にメリハリのきいた楽曲群
そんな凝ったコンセプトがあると聴くと楽曲も難しいんじゃないの?ドリームシアターだし。って思うかもしれません。
しかし、このアルバムではシンプルな曲はシンプル。テクニカルな曲はテクニカルとかなりメリハリがあります。
むしろ自分の場合、そこがすごく印象的でした。
今までのポートノイのプレイの中でほとんどツーバスを使わないシンプルなプレイはこのアルバムで初めてです。
自分がドリームシアターのコピーを始めたのもこのアルバムと前作「Train Of Thought」から始めました。
前半は初心者でもコピー可能な曲もある
前半は「These Walls」以外そこまで難しい曲ではありません。
2曲目の「The Answer Lies Within」や4曲目の「I Walk Beside You」は基本的な8ビートができれば、ほぼ完コピできます。
後者は2Aの高速ダブルストロークは省きましょう(笑)
特に2曲目のバラードはハイハットのウラ打ちや強弱の使い分けはぜひ聴き込んでコピーしてみてください。
個人的にもこの2曲目が一番好きでバラードのお手本にしています。
3曲目の「These Walls」はダブルストロークでのパターン作りの参考にぜひ聴いてみてください。
後半はドリームシアターの真骨頂
後半からいつも通りの変拍子満載でテクニカルなドリームシアターが始まります(笑)
ポートノイの教則DVDでも紹介している5曲目の「Panic Attack」を筆頭に待ってましたと言わんばかりのテクニカルプレイが目白押しです。
これでもか!というくらいにツーバスバリバリのプレイでツーバスドラッグやコンビネーションプレイのポートノイのツーバスプレイが全て入ってます。
YouTubeに演奏動画載ってますね。
個人的に圧巻だったのは7曲目の「Sacrificed Sons」のラストのドラムソロですね。
これはバイト先の喫茶店でテーブルを借りて何度も聴き込んで採譜して練習したのを覚えています。
ちなみにライブ盤の「Score」というアルバムの方がドラムソロはコピーしやすいです。
ラストは1曲24分の超大作!!
そして何と言ってもこのアルバムのハイライトは最後の「Octavarium」です。
まず最初のインパクトは1曲24分という曲の長さです。
今聴いてもよくこの長さで作ったなぁと思います。
この曲は正確に言えば5つの曲が1つになった組曲です。
難易度うんぬんよりもこの長さにコピーしようと思う気力がでません。
この曲の終わり際に聴けるギターとキーボードの高速ユニゾンソロは圧巻です。ライブで直接見た時には空いた口がふさがりませんでしたね。
一応ライブバージョンを貼っときます。
最初のギターソロとキーボードソロが若干長めなのでここはおそらくアドリブなのでしょう。
まとめ
駆け足になりましたが、このアルバムのハイライトを個人的に全部書きました。
ドリームシアター初心者の方にこそぜひ聴いてほしいしコピーして腕を磨いてほしいアルバムです。
ぜひ一度聴いてみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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