チックコリアの「The Mad Hatter」を聴いてみた

madhatter20160702

  1. The Woods
  2. Tweedle Dee
  3. The Trial
  4. Humpty Dumpty
  5. Prelude To Falling Alice
  6. Falling Alice
  7. Tweedle Dum
  8. Dear Alice
  9. The Mad Hatter Rhapsody

こんにちは。ドラム講師の山本哲也です。

ここは当ブログの管理人である山本哲也(やまてつ)についてのプロフィールになります。管理人がどんな人間かここで紹介しています。

こういった音楽紹介って自己満足な紹介に
なってしまうことが結構多いのですが、
なるべく自分の中では感想や聴きどころを
しっかりと伝えようとしています。

しかし、その中でも本当に言葉に書くのが難しいぐらいに
「カッコいい!」とか「スゴい!」というアルバムに
出会ってしまった時は大変です。

ただ、スゴい!としか言えないわけですから(笑)

そう言った意味では、このチックコリアという
アーティストはレビューするのは大変です。

今回はそんなチックコリアの最もクリエイティブな
アルバムであるこの「The Mad Hatter」を紹介します。

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「不思議の国のアリス」の世界を再現する

で、この「The Mad Hatter」はチックコリアの
ファンタジー三部作ということで、
これが三部作最後の作品になります。

最初は以前にご紹介した「妖精」で、次が
「マイスパニッシュハート」になります。

Imp's Welcome Lenore Reverie Looking At The World Ni...

で、この作品はあの不思議の国のアリスの世界を
コンセプトとして作られたアルバムということで
チックコリアの創造性がフルに生かされたアルバムです。

メンバーもこの壮大なコンセプトを再現するために
まさに最強のメンツを集めた!ということで、
当然ドラマーも最強のスティーヴ・ガッドです。

それだけ当時のガッドのノリに乗ったプレイが聴ける
貴重なアルバムということです。

あ、ちなみに「Mad Hatter」って
「いかれた帽子屋」って意味です。

ジャケットではチック自身が
「いかれた帽子屋」になりきっています。
超絶テクニックを持っているということで
いい意味でいかれてますが(笑)
ジャケットもサマになってます。

渾身の4ビート。「Humpty Dumpty」

で、個人的に結構ツボったのが4曲目の
「Humpty Dumpty」です。

「Humpty Dumpty」って何かというと元は
マザーグースという童話の中のキャラクターのことで
言葉の意味としては「非常に危なっかしいもの」とか
「一度壊れると元には戻らないもの」とかそういう
意味があります。

独特のスリリングさや一度として同じプレイがない
この超絶4ビートにこの曲名を付けたのが、
いかにもチックらしいと言えます。
自分自身意味を知ったときは「上手い!!」と思いました。

今ではジャズのスタンダードとして有名になりました。
これはアコースティックバンドのバージョンで、
ドラマーはヴィニーカリウタですね。

驚異のラテンソング「Dear Alice」

そしてもちろんですが、このアルバムのハイライトは
この「Dear Alice」以外にないでしょう。

もちろん他の曲も捨てがたいですが
何よりもこの曲でのガッドの人間離れしたプレイが
いつ聴いてもゾクっとします。

チックのソロでも何かにとりつかれたかのように
叩きまくるプレイは本当にやばいです。

ドラマーのプレイで「スゴイ!」とか「素晴らしい!」って
感情はいくらでも出てくるのですが、「恐ろしい」って感情
も一緒に出てくるプレイはこれ以外思いつきません。

もちろんドラムソロもありますが、ガッドのドラムソロの
中では1,2位を争うぐらいに鳥肌もののドラムソロです。
美しいコードの音色をバックにこれでもかという言うくらいに
叩きまくるガッドのソロは非常に参考になります。

このアルバムは是非一度聴いてみてくださいね。

本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!

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