こんにちは。テツヤマモトです。

今年から加入しているRed Spiral Sheepですが、“CODOMO”SQUADとは違ってロックよりの歌ものバンドになります。

求められるテクニックもフィジカルなものになるので体力作りも欠かせません。
さて、このRed Spiral Sheepですが元々は自分の親友がドラマーを勤めてたわけなんですが、彼のプレイを見て直感で欲しいなと思った要素があります。
それが「ツーバス」です。
今日はそのツーバスにおいて壁となる左足の練習法について書きます。
自分自身もツーバスでの演奏は久しぶりなので、自戒の意味も込めて(笑)書きます。
注意:題名は左足と書きましたが、左利きのドラマーの場合は右足と逆に読み変えていただければと思います。
そもそもツーバスとは?
まずはそもそも「ツーバスって何?」ってところから書きます。
ツーバスとは本来は右足でしか鳴らせないバスドラムをツインペダルという特殊な機材やもうひとつバスドラムをつけることによって両足でバスドラムを鳴らす奏法です。
バスドラムの連打による重低音の迫力とインパクトのあるフレーズが作りやすいのが魅力です。
元々はジャズドラマーのルイ・ベイソンが「何か他のドラマーとは違うことは出来ないか?」ということで始まったのがキッカケです。
今ではヘヴィメタルを中心にテクニックも発展しています。
ナイルのジョージコリアスのようにものすごい速さで踏むのはもちろんタムやスネアとのコンビネーションプレイも複雑化しています。
こんな感じですね。
以前紹介したドリームシアターの(今は元ですが)マイク・ポートノイもツーバスの名手としてあげられます。

左足でバスドラムを鳴らす感覚を養う
そんなツーバスですが、最初の課題として出てくるのが「左足」です。
今までずっとハイハットペダルの上にしか置いていなかった左足でそもそもバスドラムを鳴らすということ自体が最初の課題です。
となると、まずは左足でバスドラムを鳴らすという感覚自体を養うのが最優先です。
わかります!わかりますよー!
いきなりメタリカのバッテリーみたくドコドコ踏みたくなる気持ちわかります(笑)
でも、ここはその気持ちを抑えてまずはこの感覚を養うということやってみてください。
左足でバスドラムのパターンを踏む
じゃ感覚を養うために何を練習するか?
それは
「普段の8ビートのバスドラムを左足でプレイする」
です。
シンプルと言えばシンプルなんですが、意外と効果あります。
ビートルズの様なシンプルな8ビートでいいのでバスドラムを全て左足で踏みます。
以前紹介したポリスの「見つめていたい」も程よいテンポなので練習にはもってこいでしょう。

特にツインペダルでやるとわかるんですけど、右足で踏むよりもほんの少し遅いので左足で踏んでもジャストになるように感覚を研ぎ澄ませます。
慣れてきたら、以前紹介したシンコペーションブックでの練習もいいでしょう。

シンコペーションブックという教則本を聴いたことありますか?一見ただ音符が並んでたりアクセントの譜例が適当にのってるだけですが、この譜例を読み替えて応用するだけで練習素材がいくらでも出来る魔法の教則本です。まずはシンコペーションの読み替えの基本から説明し、実際にどう使うのかを何パターンか紹介しています。色んな教則本を買ったけど全然効果がないよとか実際どうやって使うのかわからないという人はぜひ一度読んでみてくださいね。
これでまずは左足でバスドラムを鳴らすという感覚を養ってみてください。
次回以降、また少しずつ自分がやってきた練習法を紹介していきますね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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