
こんにちは。テツヤマモトです。
ドラムの基礎練習と言えば、ルーディメンツですよね。
このブログでいくつか紹介してきたルーディメンツはPASルーディメンツと言い、40個あります。
しかし、現代ではその40のルーディメンツ以外にもあるのはご存知でしょうか?
今回、その40個以外のルーディメンツ。ハイブリッドルーディメンツを紹介します。
- 普通のルーディメンツに飽きた中級者以上のドラマー
- 名前は聞いたことはあるけど、実際ハイブリッドルーディメンツってどうなの?
という方はぜひ読んでみて下さい。
ハイブリッドルーディメンツとは?
まずは、そもそもハイブリッドルーディメンツとは何なのか?を説明します。
ハイブリッドは英語でhybridと書きます。
辞書には「雑種」や「混成物」という意味があります。
ここでは混ぜものという意味が一番近いかなと思います。
つまり、ハイブリッドルーディメンツとはルーディメンツが複数混ざったものになります。
より複雑なスティッキングを要求されるルーディメンツとも言えます。
ハイブリッドルーディメンツの代表例
ハイブリッドルーディメンツはマーチングの世界では一般的ですが、ドラムセットの世界ではまだまだ発展途上です。
ここでは代表的なハイブリッドルーディメンツをあげてみます。
チーズ(Cheeze)
ハイブリッドルーディメンツと言えばこれ!と言われるくらいに有名なのがこのチーズです。
簡単に言うとフラムの本音符をダブルストロークにします。
本音符の一打目はアクセントなので、手の動きがちょうどシングルドラガディドルと同じですね。
ですので、チーズとはフラムとシングルドラガディドルが混ざったルーディメンツと言えます。
ちなみにハイブリッドルーディメンツは、このチーズを中心に発展させたものも多くあります。
なので、ハイブリッドルーディメンツをまずチーズから練習しましょう。
シングルバック(Single Back)
さっきハイブリッドルーディメンツは複雑なスティッキングを要求されると書きました。
しかし、シンプルな動きでもそれが極限にまで早いとハイブリッドルーディメンツになるという例もあります。
それがこのシングルバックです。
手順はRLR・LRLとシンプルですが、これがとてつもなく速い(笑)!!
シンプルかつ難しいパターンです。
ちなみにこれシングルストロークだと思ってやると難しいんですよね。
実際にやってみると、ダブルストロークを叩いた後に振り上げる動作で1つ音を出すという感覚が近いかもしれません。
ヘルタ(Herta)
ハイブリッドルーディメンツって練習してもドラムセットに応用できないじゃん!
って方が結構多いかと思うので、応用しやすいものを選んでみました。
それがこのヘルタです。
これは簡単ですよね(笑)
こうした特定の手順自体をハイブリッドルーディメンツと呼ぶ場合もあります。
もっとハイブリッドルーディメンツを練習したいのなら?
ハイブリッドルーディメンツは他にも色々あります。
ざっくりですが、100種類以上あるんですよ。
なので、もっとハイブリッドルーディメンツを練習したいとか研究したいのであれば、こんなサイトがあります。
Vic Firth
Vic Firthというドラムスティックのメーカーのサイトは教則的なコンテンツを数多く揃えており、ハイブリッドルーディメンツのコンテンツも充実しています。
今回紹介したハイブリッドルーディメンツ以外にもあります。
簡単なものからかなり難しいものまであるので、一度確認してみましょう。
ラリーフィンの「ハイブリッドルーディメンツ」
ハイブリッドルーディメンツができたとしても、実際にどうやってドラムセット上で応用すればいいのか最初は検討もつきませんよね。
そこで紹介したいのが、このラリーフィンのハイブリッドルーディメンツというDVDです。
このDVDは54種類のハイブリッドルーディメンツを紹介しています。
個人的には最初のフラム系だけでもうお腹いっぱいですが(笑)、ひとつひとつ丁寧に解説してくれています。
その上で実際にドラムセット上でどう応用するのかを披露してくれます。
最近はこうした教則DVDもAmazonプライムで視聴ができます。
登録後30日間は無料なので、レンタルして見るだけという方はこちらのほうがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハイブリッドルーディメンツは難しいですが、ぜひ一度挑戦してみましょう。
きっと新たな刺激がありますよ。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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