
こんにちは。テツヤマモトです。
ドラムの魅力のひとつに音量が大きいというのがあげられます。
その音量の大きさが魅力で仕事帰りにスタジオで個人練習に入ると、ついつい大きな音で叩きたくなりますよね。
また好きな曲を聴くときは自然とヘッドホンやイヤホンの音量を大きくして聴きたくなります。
しかし、そういったことを続けると当然心配になってくるのは聴力、すなわち耳です。
自分も以前はあまりケアをしてなかったのですが、年齢を重ねるにつれ聴力というのは落ちていきます。
また過度に大きな音量にさらされ続けると、聴力というのは二度と戻らない可能性もあります。
そこで今日は耳を守るためにすべきことをまとめてみました。
今回の記事は聴力が心配になってきたドラマーだけではなく日頃から音楽に触れている人にも役に立つでしょう。
騒音性難聴とは?
ライブハウスでライブを楽しんだ後に一時的に耳がキーンってなったことがあるのは、ミュージシャンなら誰しも経験したことがあると思います。
このように、大きな音によって一時的に耳にダメージをうけることを音響外傷と言います。
この場合、一時的であれば問題なく回復します。
しかし、
いつもヘッドホンの音量は常に全開!
ライブハウスでは常にスピーカーの前に陣取ってる!!
というように、普段から耳を酷使し続けると騒音性難聴になります。
騒音性難聴になった場合は基本的に聴力は回復しません。
アコースティックドラムの音量はどれくらい?
では、アコースティックドラムの音量はどれくらいでしょうか?
こちらのサイトでは楽器演奏がどれくらいの音量なのか?を図に表しています。
アコースティックドラムの音は何と130dBにもなります。
そして、それは飛行機のエンジンの音や落雷の音量と同じです。
電車の中の約2倍の音量ということなので、これは中々大きいですよね。
これだけ大きな音にさらされるのだから個人練習に行くのもなんだかためらってしまいますよね。
騒音性難聴にならないための対策
ここまでを踏まえると、騒音性難聴にならないようにするためには大きな音にさらされ続けるのを防げばいいわけです。
なので、自ずと答えが見つかるはずです。
ここではすぐにできる難聴対策についてまとめてみます。
ヘッドホンやイヤホンの音量は控えめにする
すぐにできる対策として、ヘッドホンやイヤホンの音量は控えめにしましょう。
電車の中だと、どうしても周りの雑音が邪魔なので音量を上げてしまいがちですがそこはグッと我慢します。
過度の音量は音漏れもあり、周りにも迷惑になります。
どうしても周りの音が気になるというのであれば、ノイズキャンセリング機能のついたイヤホンやヘッドホンを選びましょう。
ノイズキャンセリング機能とは?
音は音波という形で耳に届きます。
簡単に言うと心電図の様な波型のうねりがそれになります。
このうねりと全く正反対の音波を当てることによって騒音を相殺するのがノイズキャンセリング機能です。
これによって、周りの騒音やカフェでの喧騒なんかも消えるので音量をそこまで上げなくても音楽が聴こえます。
リハやライブでは耳栓をする
これは自分もやってるのですが、本当に効果あります。
むしろ耳栓をして演奏しないと落ち着かないくらいです(笑)。
耳栓をすることによって適度に音量や余分な倍音がカットされて聴こえるので、音の位置がわかりやすくなります。
ギターやベースの音作りでもノイズ対策でハッキリと芯を出すようにはしてるのですが、それでも多少ノイズがあります。
そういった余分なノイズをカットしてくれますので、他のパートの音にも合わせやすくなります。
これは本当に効果がありますので、ぜひ試してください。
ちなみに海外でのライブでは耳栓の着用を義務付けてるのが常識になっているのですが、日本ではまだみたいですね。
耳栓はどこで売ってるの?
耳栓は100均や薬局でも売っているので、お試しということであればまずはそれでもいいでしょう。
ですが最近では楽器屋にも音楽専用の耳栓が売ってます。
ちなみに自分はこれを使っています。
蜂の子などの栄養や休息をしっかりとる
当たり前ですが、耳を休める時間もとりましょう。
普段、電車で音楽を聴いているのであれば自宅では止めるとか。またはその逆もしかりです。
そして難聴に効く食べ物としてはハチの子があげられます。
【ハチの子800+】
これは自分もビックリなんですが、本当に効果があるんですね。
実際にこちらのサイトではその理由も書いています。
興味があれば、一度ためしてみてもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
先程も書いたとおり、騒音性難聴というのは基本的には回復しません。
なので、普段から耳を大事にして楽しくドラムを演奏しましょうね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
コメント