こんにちは。テツヤマモトです。

前回、休符の移動にバスドラムを入れた練習法を紹介しました。
まだ見てない方はこちらからどうぞ。

16分休符の移動にバスドラムを入れる練習を紹介しています。今回の練習をちょっと応用すれば簡単なフィルインにもなりますよ。
今日は前回書いた練習方法をさらに発展させて、基礎的な手足のコンビネーションフィルインをやってみましょう。
コンビネーションフィルインって、
「なんだか複雑で難しいそう…」
「手足がうまく動かせない…」
という声が非常に多いです。
ですが、これから書くことを意識すればコンビネーションプレイが改善されるでしょう。
ワンランク上のフィルインに挑戦したいとか、手だけのフィルインには飽きたというドラマーはぜひ一度読んでみてください。
手足のコンビネーションプレイが難しい理由
まずは、なぜ手足を絡めたコンビネーションフィルインが難しいのか書きます。
バスドラムは他の楽器よりもレスポンスが遅い
手だけのフィルインは手だけに意識を集中すればいいので、慣れてしまえば簡単です。
しかし、フィルインにバスドラムを絡めると途端に難易度が上がります。
というのも、バスドラムは他の楽器と違ってレスポンスが遅い楽器になります。
どういうことかと言うと、バスドラムは「音が鳴った!」と認識するまでが少しだけ遅いということです。
なので、自分がジャストのタイミングで鳴らしていると思っていても、わずかに遅く聴こえる場合が多いです。
これがコンビネーションプレイが何となくしっくりこない原因の一つになります。
バスドラムは他のスネアやハイハットよりもレスポンスが遅い
まずはこの前提を意識することが重要です。
時間をかけてタイミングをつかむ
これを踏まえて、基本的な形を練習してみましょう。
さっきの前提がちゃんと理解できるようになると習得も早いでしょう。
譜面はこちらです。
YouTubeも載せてみました。
基本の形をキープしつつ、両手をタムに展開しています。
自分の場合、3点セットでやっていますが、自分のセッティングによってたたくタムを変えていただいても構いません。
注意してほしいのは、バスドラムとフロアタムの音が重ならないようにしてください。
さっきの前提がわかるようになると、譜面通りに叩いたとしても実際に聴こえたフレーズは譜面通りではないことがわかります。
回りくどい言い方ですが、
譜面通りに聴こえるようにするには、譜面通りのタイミングでたたかないこと
が一番のコツです。
まとめ
今日は基本的なコンビネーションフィルインについて書きました。
コンビネーションフィルインはちゃんと決まればカッコいいです。
今回紹介した基本的な形がちゃんとできれば、あとは応用だけです。
ぜひ頑張ってみてください。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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