こんにちは。テツヤマモトです。

今年はYouTubeを頑張ろうと思っています。
昔はちょくちょくアップはしてたんですけど、いかんせん動画をアップするのってすごく時間がかかるんですよね。
だから、継続できずだんだんとフェードアウトしちゃってたんですよ。
しかし、動画は視覚情報によって文字だけでは表現できないことを表現してくれます。
特に自分のように音楽でなにかやりたい人は一度は動画をアップロードしてみることをおすすめします。
そんなYouTubeですが、久々にやってみたのが学生の頃に必死にコピーしていたレッドホットチリペッパーズのGive It Awayです。
Give It Awayってどんな曲?
さて、このGive It Awayという曲ですが以前紹介したこのアルバムに収録されている曲です。

テンポはそこまで早くはない曲ですが、個人的にドラマーだったら絶対に一度はコピーしたほうがいい曲です。
というのも、この曲は全編に渡って高度なバスドラのパターンを常に踏み続けなければいけない曲です。
なのでバスドラが苦手というドラマーには苦行ですね。
またレッチリのドラマーのチャドスミスの特徴でもある大音量のドラムを表現するためには生半可な音量で叩くわけにはいきません。
それ故に音量をキープし続ける体力も必要となってくる曲になります。
学生の頃、自分が近所のスタジオで足ガクガクしながらかつ涙目になってコピーしたのをよく覚えています(笑)。
で、今になってやってみたのがこのプレイです。
演奏面でのポイント
そんなGive it Awayを改めて演奏してみて思ったポイントを動画を交えて解説してみます。
基本パターン
曲の8割ぐらいをしめる基本パターンとなります。
譜面はこちら
正直この基本パターンさえできたら、9割できたも同然です。
逆を言うとこれができなかったらまさに手も足もでない曲とも言えます。
このパターンのポイントは、やはり 3拍目4拍目のバスドラの2つ打ちですね。
自分の場合3拍目はハイハットの音。そして4拍目はスネアの音を聴いてから、足をあげるようにしています。
1打目のタイミングも重要ですが、2打目をきっちりとハイハットに合わせるのも重要ですよ。
フラムを付けたフィルイン
実はこの曲以外にも、レッチリのドラムを分析してたのですが普通のフィルインにフラムを絡めることが多いです。
この曲でもしばしばフラムつきのフィルインが聴けます。
4拍目がまさにそうですね。
手順は一応自分はこのように叩いています。
普通にフィルインを叩くよりも、アタマにフラムがつく分、力強さをアピールできます。
また、2拍目の16分ウラのバスドラも注意が必要です。
エンディング付近のリズムパターン
基本パターンよりも、さらにバスドラが増えています。
こういう時は、まず全部を踏むのではなく1打目のタイミングの部分だけ踏んでみます。
するとこうなります。
バスドラムは16分音符3つごとに周期していて、4拍目だけ3拍目と同じ16分の2つ目です。
まずはこのパターンだけ踏んでみて、一打目のタイミングを把握します。
それがわかったら徐々にダブルを増やしていきましょう。
最終的にはこのようなパターンになるはずです。
またこのパターンが出てくる時は必ずギターのカッティングパターンが変化しています。しっかり聴きましょう。
ここまでくどいくらいバスドラ踏んでも厳しい場合、もしかしたら踏むときにかなり力が入っている可能性があります。
そこでこんな練習もやってみてはどうでしょうか?

6連符を用いた最後のフィルイン
これは実際に叩いてて、ちょっと迷ったんですよねぇ。
曲の最後にチャドスミスが叩く爆発的なフィルインですが、おそらく厳密には6連符ではありません。
聴こえ方としては6連符になりますが、多分チャドは6連符というつもりで叩いてはいないでしょう。
考え過ぎかもしれませんが、そう聴こえてしまいます。
話を戻して、フィルインの部分ですが、アクセントや楽器を振り分けないとこうなります。
テクニック的にはシングルストロークでアクセント振り分けるだけですが、ノンアクセントの部分はしっかりと音量を抑えましょう。
スネアだけの形になれてきたら、タムやフロアタムにふりわけてフラムを加えます。
するとこうなります。
ちなみにこの6連符のフィルインはよく出てくる形なので覚えておくと、ジャズのフィルインでも使えます。
譜面は6連符ですが、このフィルインの勢いをまずはしっかり聴き込みましょう。
ちなみに予備練習として、こんな練習もやってみましょう。

まとめ
いかがでしたか?
最初は基本パターンだけでも大変だと思います。
なかなか難しい曲だとは思いますが、まずはテンポを落として正確に叩けるようにやってみましょう。
あきらめなければ、どんな曲もできます!ぜひチャレンジしてみてください。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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