
テレビや雑誌のインタビューでプロは一日4〜5時間。多い人で8時間練習してきたと目にすることってありますよね。
これを真に受けて、もしそれが本当にできたらプロになれるかもしれません。
しかし練習時間がどれだけあってもその練習内容に中身がなければ、意味がありません。
逆に言えば、練習内容に中身があれば5分でも十分成長することができます。
今日はどうやってその練習内容を作ればいいかを書こうと思います。
中身のある練習と中身のない練習との違い
練習内容を作る前に、まずは中身のある練習とそうでない練習ってどういうものか考えてみます。
自分が思うに中身のない練習とは、
すでにできていることだけを繰り返す練習
と定義しています。
これに対して、中身のある練習とは
できないことをできるようにする練習
です。
まずは今やってる練習が前者か後者かを考えてみる必要があります。
何か負荷を与えてみる
個人練習でウォーミングアップがてら自分の得意なフレーズだけをたたいていて、気がついたら終わった!というのはよくある話です。
厳しいことを言えば、これは練習ではなくただスタジオでの暇つぶしです。
何にも成長していません。
しかし、このすでにできているフレーズを8分音符のウラでクリックを鳴らした途端にできないとします。
それが出来るようになるためにスタジオでたたいていたとしたらそれは暇つぶしではなくて中身のある練習に変わります。
同様にそのフレーズをアレンジしてみたらできなかったので、それができるようになるまでプレイするのも中身のある練習です。
何かしらの負荷をかけて、できないことをできるようにするような練習を常に考えるのが鉄則です。
クリックは常にウラで聞く
そうは言っても中身のある練習とそうでない練習を考えてもわからないって人もいると思いますのでひとつアイディアを出そうと思います。
それは
普段聴いてるクリックの位置を変えてみる
です。
自分は個人練習ではクリックを常に8分のウラに設定して練習しています。
シャッフルを練習するときは3連符の3つ目にします。
実はこれだけでも結構負荷がありまして、自分の中で「1,2,3,4」としっかり数えていないとすぐにズレていきます。
個人的にはこれだけで普段の練習の2倍以上効果があると思っています。
5分だけでもいいので、これでぜひ練習してみてください。

本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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