こんにちは。テツヤマモトです。

今日は初心者向けに自分がやっているフィルインの練習をまとめてみます。
ドラムを始めてパターンもある程度たたけるようになると、最初に出くわす壁がフィルインだと思います。
8ビートをたたくことさえ大変なのに、そこでフィルインを入れるとなるとさらに大変ですよね。
もちろん、自分も最初はそうでした。
パターンをたたくにも一生懸命なのに、さらにフィルインとなるとハシったりモタったりとグダグダでした。
そこで、自分が初心者だった頃にやってた練習法を紹介します。
フィルインは4つの手順で練習する
さて、フィルインは4つの手順で練習しています。
- フィルインの形を把握する
- 遅いテンポで手順を徹底的に覚える
- 3小節パターンを叩いた後4小節目にフィルインを入れる
- 曲のテンポよりも少し早めのテンポで出来るようにしておく。
順を追って説明します。
フィルインの形を把握する
当たり前ですが、練習しようとしているフィルインがどんなものかわからないと練習しようがありません。
まずは採譜や耳コピである程度の形を把握しましょう。
間違っててもいいのでイメージをもつことは大切です。
耳コピや採譜をどうやっていいのかわからなければ、こちらの記事をどうぞ。

また耳コピに関しては、こんなアプリもあると便利です。

ゆっくりのテンポで手順を徹底的に覚える
4つの手順の中で、もっとも重要なのが2です。
なぜなら、ゆっくりのテンポで練習することによってゴマカすことができなくなるからです。
自分は初めて練習するフレーズは必ずテンポを40に設定して練習します。
これくらいのテンポで1時間ぐらい練習し、完璧にたたけるようになってきたら徐々にテンポをあげていきます。
その際の上げ幅は2か3です。
いきなり5とか10であげると、遅いテンポで練習した時にできた動きが崩れてしまいます。
パターンをたたいた後にフィルインを入れる
ある程度できるようになったら実践の意味を込めてリズムパターンをたたいてからフィルインを入れてみましょう。
この時にたたくリズムパターンは簡単なもので結構です。
リズムパターンを3小節たたいてから4小節目にフィルインを入れます。
これを繰り返します。
この時、フィルインをたたく前とリズムパターンに戻った後に注意します。
この2つの時にテンポが崩れがちです。クリックをよく聴きましょう。
慣れてきたら、自分でカウントしながら練習するとより効果が出ます。
カウントに関してはこちらの記事をどうぞ。

実際のテンポよりも速いテンポでできるまで練習する。
これはコピーしたいフィルインのテンポが100ならそれよりも速い105とか110でできるように練習しておくということです。
もし、そのフィルインが100まででしかできなかったら、ライブでハシってテンポが110になったらたたけません。
なので、もしテンポが速くなってもたたけるように余裕をもたせるのです。
コピーするだけではなく、自分のものにする
以上4つの手順を踏めば、大抵のフィルインは習得できます。
しかし、最も重要なのはそのフィルインをコピーするだけにしないということです。
つまり、実践で使えるようにしないといけないということです。
習得したらぜひバンドやセッションでどんどん繰り出しましょう。間違ったっていいんです。
習得したものに実践力をつけることによってさらに進化していきます。
ぜひ、一度ためしてみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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