
こんにちは。テツヤマモト(@tetsuyamamoto01)です。

自分は19歳のときにドラムをはじめましたが、おかげさまでなんとか10年以上続けてこれています。
その理由をある時、友人に聞いてみました。
すると、こんな言葉が返ってきました。
「そりゃ、お前はドラマーとして向いてる性格だからだよ」
と。
そう言われたときは嬉しかったのですが、ある日ふと思いました。
果たしてドラマーに向いている性格というのはあるのかと?
自分はドラマーに向いている性格なんて無いと考えています。それはドラマーとしてもっと大事なことがあると考えています。
老若男女問わず誰でもドラマーになれるし、今からでもドラムを始めてほしいぐらいです。
こんな楽しいことは他にありません。
そこで今回はドラマーに向いてる性格ってあるのかどうか?を考えてみようと思います。
ドラマーはバンドで一番重要なパート

そもそもドラマーとはバンドではどんな立ち位置なのでしょうか?
ここでは自分が思う簡単な定義をまとめます。
ドラマーは建物で言えば基礎にあたる部分です。
ここがしっかりしていなければ家だろうがビルだろうが建てることはできません。
ドラマーがダメならばミスチル並の素晴らしいメロディがあっても、ポール・ギルバートの様に超絶テクニックがあってもバンドとして全くサマになりません。
逆を言えば、ドラマーさえしっかりしていればどんなに他のパートがダメでもバンドとして成立します。
偉大なドラマーは性格も偉大なのか?
しかし、今もドラムマガジンの表紙を飾ったりインタビューに出るようなドラマーが性格が素晴らしいと言えばもちろんそうとは限りません。
例えばAC/DCのドラマーのフィル・ラッドは2014年には覚醒剤所持の容疑で逮捕されています。
またレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスだって根はいい人ですが、ステージ上で全裸で大事なところだけ靴下で隠すだけで出てくるという破天荒ぶりです(笑)
こんなエピソードを聞くと、どんなにバンドのことを常に考えて責任感があって人間的に素晴らしいとは思えませんよね。
それでも今も活躍しているのは性格以外の何かがあるからでしょう。
強いて言えば、あてはまってほしい性格

ただそれでもこの要素があるとドラマーとしてはいいなと思う性格はあります。
ここでは個人的にこういう性格の人がドラマーになったら上達するんじゃないかと思う要素をまとめました。
負けず嫌い
ドラマーはバンドで一番責任が重いパートです。
それは音楽で一番大事なリズムを担うパートだからです。
なので、バンドの責任はドラマーにのしかかります。
たとえ他のパートがちょっとズレてたとしてもドラマーの責任になりがちです。
自分がこのバンドの中で一番リズム感がいいと思えるくらい練習しようという気質がある人は上達します。
それゆえ、プライドが高くなりがちになりますがそこもコントロールできるなら言うことなしでしょう。
コツコツができる
ドラムは他のパートと違って一通りのことがある程度できたら大抵の曲はできるようになります。
しかし他のパートとくらべて、ある一定のレベルを超えるのが一番むずかしいパートでもあります。
その一線を超えるためにある程度時間が必要になりますが、それを耐えきれるくらいにコツコツ練習できる人は伸びるでしょう。
責任感がある
さきほども言った通りドラマーはバンドの中で責任が一番重いパートです。
それゆえに自分の役割をちゃんと自覚している人は強いです。
逆に当てはまってほしくない性格
例えば、会社でも管理職をやってるよという方はぜひ一度ドラムをやってみてもいいと思います。
では逆に当てはまってほしくない性格ってあるのでしょうか?
目立ちたがり
ドラマーの第一の仕事はグルーヴを出すことです。
なのに、スティック回しばっかやってリズムを崩したりといった自分本意の演奏しかできないのはダメでしょう。
例えばこんな感じ
まぁこれは極端な例ですけどね(笑)
性格うんぬんよりもドラムが好きかどうか?

ここまで読むと、自分はドラムに向いてないのかな?って思うかもしれません。
しかし、自分は最初にドラマーに向いてる性格なんてないと断言しました。
なぜなら、自分自身が今あげた性格どれにも該当してないからです。
よく考えてみると自分はバイトでも重要な仕事はしたくなかったし、練習したくないときはゲームばっかりしてました。
良くも悪くも「自分は自分、他人は他人」という人間です。
もしいま挙げた性格でしかドラマーが出来なければ、自分はとっくに辞めてます。
性格は問題ではありません。
それよりも自分がドラムが好きかどうか?です。
これだけハッキリしていれば、いくらでも上達します。
好きだと思ったら始めればいいんです。続ければいいんです。
それでいいんです。
今日もドラムを楽しみましょうね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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