
プロフィールを読んでいただくとわかると思いますが、自分は大学生の頃からドラムを始めました。
キッカケは実はドラムマニアなんですけどね。
初代が出たのは自分が高校生の頃ですかねぇ。
当時はゲームかカラオケしかやることがなくて、授業が終わるとよくゲーセンで遊んでいました。
今は自分もいい年なので全然やってないですけどね(笑)。
ドラムマニアはドラムに興味をもつキッカケとしてなら、とてもいいと思います。
ドラムマニアが無かったら自分はドラマーになってなかったとさえ言えます。
しかし、ドラムマニアが上手いからといってドラムが上手くなるとは限りません。
テクニックとしては通じる部分もありますが、ある面を鍛えるためにデメリットになるとも言えます。
そこで、今日はドラムマニアがうまいからといってドラムがうまいとは限らない理由を書きます。
ドラムマニアのメリット
まずは個人的にドラムマニアをやってて良かったと思うメリットを2つ書きます。
様々なジャンルの音楽に触れることができる。
ドラムマニアには、多くのコンポーザーが曲を提供してくれています。
ロックやポップスに限らず、ファンクやジャズやヘヴィメタルなど多くの曲が収録されているので、様々なジャンルの音楽を聴くことができます。
このジャンルの音楽が好きとか嫌いとかがそういう極端な好みがなくなったのは大きいです。
またゲームの性質上、一曲1分から2分で終わるので、特定のジャンルのエッセンスをつかむには優れています。
自分の中にないフレーズをプレイできる
色んなジャンルの曲が収録されているということは、当然プレイしたことのないリズムパターンもプレイできます。
これも個人的にはいいことだと思っています。
やっぱり上達するには、自分の中にはないフレーズを練習することは欠かせませんからね。
以前のバンド「SUNPLOT」では、ドラムマニアからフレーズがひらめいたこともあります。
とはいえやっぱりゲームなので普通とは違う動きを要求されることもあります。
なのでそこはゲームと割り切って、このフレーズは使える使えないと自分の中で精査することが必要です。
ドラムマニア最大のデメリット
ここまでかなりドラムマニアのことを褒めてきました。
が!実はドラムマニアには今までにあげたメリットを帳消しにしてしまうほどのデメリットがあります。
それは
強弱の感覚が身につかない
ということです。
ドラムマニアは筐体の仕様上、ゴーストノートみたいな弱い音も普通の強さでたたかなければなりません。
この感覚を持ったままドラムをたたこうとすると、どの楽器も同じ強さでたたくようになってしまうので普通の8ビートでもガチャガチャに聴こえてしまいます。
8ビートがうまく聴こえるコツは以前にも書きましたよね?

また楽曲の中での強弱も把握できなくなるので、自分ひとりだけ浮く可能性もでます。
つまりメリハリがなくなってしまうんですよね。これは大きなデメリットです。
まとめ
そうは言ってもドラムマニアはドラムに興味をもってもらうキッカケにはすごくいいゲームです。
自分自身がそういう経験をしてきたので、これは断言できます。
自分は今でもドラムマニアで流れてる曲大好きですし、コナミのゲームは小さい頃によく遊んでました。
ちなみに小さい頃は悪魔城ドラキュラとかゴエモンとかをファミコンで遊ぶのが日課でした(笑)。
今でもコナミのゲームはすごく好きです。
しかし、本当にドラムが上手くなりたいのならば、やはり本物のドラムを練習するのが一番です。
ですのでゲームはゲームと割りきってやらないと、
本当に一番大事な部分が欠けているドラマーになってしまいますので気をつけましょう!
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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