こんにちは。テツヤマモトです。

以前に書いたスネアのメンテナンスの記事が好調に読まれています。

で、今日はペダルのメンテナンスについて書きます。
ペダルのメンテナンスって言っても何すればいいのかわからないですよね?
ペダルはドラムとは違って、可動する部分のパーツが多いのでメンテナンスは必須です。
自分のペダルを長く使うためにもぜひ覚えておきましょう。
メンテナンスで必要な道具
まずはメンテナンスに必要な道具をまとめてみました。いきなり全部用意する必要はないので、少しずつ揃えていきましょう。
また用意すると便利だなって思ったものはどんどん更新していきます。
チューニングキー
まずこれがないとボルトを取り外せません。無かったら速攻で楽器屋さんで買いましょう。
タオル
表面のホコリをとるのに使います。
また後述するグリスアップの時に余分なグリスを拭き取る用にも使いたいので乾拭き用とグリスアップ用とで何枚か用意するといいでしょう。
エアダスター
パソコン用のもので大丈夫です。
タオルや歯ブラシとかが届かない場所のホコリを吹き飛ばすのにつかいます。
ドライバー
アンダープレート付きのペダルだと使っていくうちにネジが緩んでいる可能性があります。それらを締めるために使います。
プラスドライバーだけでなく、マイナスドライバーも用意しておきましょう。
100円ショップでセットで売ってるのでそれで十分です。
サビ止めスプレー
自転車のサビ止めに使うCRE550で十分です。
ボルト以外のグリスアップに使います。
グリスとパーツクリーナー
以前に書いたスネアのメンテナンスの記事でも紹介したのですが、テンションボルトってサビると動きがすこぶる悪くなります。
なので、ペダルのボルト部分のグリスアップに使います。またスプリングの調整部分にも使います。
ペダルメンテナンスの基本は掃除とグリスアップ
ペダルのメンテナンスといっても基本は掃除とグリスアップです。
表面のホコリをとる
まずは表面に付着しているホコリをとりましょう。
表面はタオルでサッと取り、ペダルボードの下などの狭いところはパソコン用のエアダスターで吹き飛ばします。
またこびりついたホコリは中性洗剤で拭き取りタオルで乾拭きをします。
ボルトのグリスアップ
ペダルにもボルトは色んな所で使われています。
ボルトは一度全部取り外して古いグリスをパーツクリーナーで掃除します。
綺麗になったネジにグリスを少しぬって全部まわして中までグリースを浸透させます。
スプリングへのグリスアップ
スプリングにはサビ止めスプレーを使います。
スプリングの表面だけでなく中のスポンジにもしっかり吹きかけます。また写真のようなスプリングに当たってる接点にもスプレーをかけます。
もしペダルを使っていてキコキコと異音があれば、これで大体解決します。
チェーンへのグリスアップ
シングルチェーンドライブやダブルチェーンドライブのタイプのペダルならここにもグリスアップしましょう。
一度パーツクリーナーで拭き取ってからサビ止めスプレーをかけます。
またチェーン専用のグリスもホームセンターにいくと売ってるので、それを使うのもいいでしょう。
ベアリングにはグリスアップしない
また注意点としてはベアリングには絶対グリスアップしないでください。
ベアリング部分とはペダル表面の上部にある写真のような丸いパーツの部分です。
特別なグリスで注油しているので、ここにグリスアップすると中のグリスが流れてしまうので動きが悪くなるばかりか最悪動かなくなります。
自分は一回これでペダルをダメにしたことがあります。
ドラムペダルのパーツ類のチェック
さてここからはペダル関係のパーツ類のチェックをします。どれも簡単に行えるチェックなので定期的にやっておきましょう。
ビーターのチェック
ビーターも使っていくうちに曲がってくるのでシャフトが曲がってないか確認しましょう。
やり方は簡単です。机の端の部分とかでシャフトの部分を転がしてみましょう。
特にガタツキがなければ大丈夫です。
写真の様に曲がってたら即交換です。
スプリングのチェック
これも使っていくうちに伸びてきます。あまりにも戻りが遅かったら交換です。
メーカー毎にスプリングは違うので注意してください。
ベルトやチェーンのチェック
ベルトドライブやチェーンドライブのタイプのペダルを使っている人はここのチェックも忘れてはいけません。
ベルトが切れかかっていたり、チェーンが伸びたりサビついていたら交換しましょう。
アンダープレートのチェック
アンダープレートがついてないペダルを使ってるならいいのですが、最近売ってるペダルはこのアンダープレートがついているタイプがほとんどですね。
ここも使っているうちにネジが緩む場合が多いので、ドライバーで締めておきます。
まとめ
以上が自分が行ってるメンテナンスの方法です。
大体のトラブルはこれで解決できますが、もしそれでも調子悪いということであれば楽器屋にもっていってみましょう。
また専門の業者さんもいるので、そちらに頼んでみるのもいいでしょう。
ぜひやってみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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