こんにちは。テツヤマモトです。

前回はハイハットのセッティングについて書きました。

ここまでの記事を全部読んでセッティングしていくと、残りはシンバル系になると思います。
今日はその残りのセッティングについて書いていきます。
ライドシンバルのセッティング
ライドシンバルのセッティングはタムのセッティングによって変わります。
ワンタムの場合のセッティング
ワンタムの場合は、元々ロータムがセットしてある位置にライドシンバルが置いてあることが多いでしょう。
昔のジャズドラマーのセッティングにはこのタイプが多いです。
自分もワンタムセッティングです。
このセッティングにおいてのメリットは二つあります。
ひとつは、ライドシンバルが近くにセッティング出来るのでカップとのたたき分けがやりやすいことです。
ちなみにライドシンバルを置く位置の目安はカップがハイタムの中心と平行にくるように置いています。
スティックが短いので、わかりにくくて申し訳ないのですが目安はこんな感じです。
もちろん使ってるライドシンバルによって変わるはずなので、そこは臨機応変にセッティングしてみてください。
自分の場合は今使ってるスティックも短いので、このセッティングとの相性は抜群です。

もうひとつのメリットは、ライドシンバルがフロアタムとかぶらない位置にあるので、 タム回しの時に間違ってたたくことが少なくなったことです。
もし、ツータムはゆずれない! けどロータムの位置にライドシンバルを置きたい!ならオフセットというセッティング方法があります。
別売りのタムホルダー付きのスタンドを買ってきて、左側からタムを置くようにするとセッティングできるでしょう。
ツータムの場合のセッティング
一般的なツータムのセッティングならフロアタムの真横にセッティングし、人によってはクラッシュシンバルと逆にセッティングしてると思います。
フロアタムの横にセットしている場合、ライドシンバルをたたこうとすると胸を大きく開くようなフォームになります。
ロータムあたりの場合は、ロータムがある分少し距離はありますが、正面に見える分カップとのたたき分けがしやすいというメリットはあります。
が、ライドシンバルをクラッシュみたいにたたく場合ロータムのリムがぶつかる可能性もあるのでそこは調整してみてください
どちらの場合も、できる限り自分の体に近づけるようにセッティングすることです。
あまり近いとタムとかぶってしまうので、タム回しの時にシンバルを間違ってたたくことが多くなります。
クラッシュシンバルのセッティング
もしエフェクトシンバルをもっていなければ、セッティングはこのクラッシュシンバルのセッティングで終わりになります。
クラッシュシンバルについては特に注意することなく要領は今までと一緒です。
今までのセッティングの邪魔をしないようになるべく近くにセッティングするだけです。他の楽器の軌道上にかぶらないように注意してください。
個人的なこだわりですが、クラッシュシンバルは水平にセッティングしてるぐらいです。高さもハイタムより少し高いぐらいです。
斜めにセッティングすると十分な振動が得られないんですよね。
あとは上からたたくよりは斜めに振り下ろす感じでたたいています。これによりシンバルが回るような感じになるのでいい音が出ます。
ぜひ一度ためしてみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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