
こんにちは。テツヤマモトです。
自分は大学生の頃にドラムを始めてから、色んな音楽を聴いてきました。
特に洋楽は全く聴いてこなかったので友人や先輩にオススメのバンドやアルバムを教えてもらったりそこから自分で派生させて聴いてきました。
その中でも最初にぶっ飛んだのが、両親に教えてもらったThe Police(ポリス)というトリオバンドです。
このバンドの音源については以前紹介しました。
今日は自分が大学時代に最も影響をうけたポリスのドラマーであるスチュワート・コープランドについて今日は書こうと思います。
まぁ自分のちょっとした自己満ですが(笑)、もし今ポリスを聴く機会のあるドラマーがいたとしたらこれから書く自分のコープランドの聴きどころが少しでも参考になってくれればと思います。
スチュワート・コープランドのドラムセット
彼のプレイを聴いてまず最初に思うのが、その軽快なスネアサウンドです。
あんなにハッキリと音抜けのするスネアサウンドは当時誰もが、「どのメーカーのサウンドを使っているのだろう?」って思ったに違いありません。
そんな彼が使っているドラムセットはなんと日本のドラムメーカーであるTAMAです。
またシンバルはパイステですね。
スチュワート・コープランドのドラミングスタイル
ポリス全盛期の頃の彼のドラミングスタイルは一体どんな感じだったのでしょうか?
多彩なハイハットとライドワーク
まず最初に耳を奪われたのが、彼のハイハットとライドワークです。
彼がハイハットを叩くとまるでハイハットが生きてるかの様です。
単純に右手で刻むだけでも左足の微調整によって曲中にダイナミクスをコントロールするのは余程周りの音を聴いていないと出来ません。
これは2008年の再結成ライブの時の映像ですが、やっぱりハイハットを普通に刻むところが全然ありません。
16分を入れたり、瞬間的にハーフオープンにしたり、スティックのショルダーでアクセントを付けたり一瞬一瞬で判断して叩き分けるのはもはや神業の領域ですね。
再結成時代のライブについては、こちらのDVDで見ることができます。
パンクとレゲエの絶妙なミックススタイル
ハイハットワークが巧みなドラマーと聞くと、フュージョン系のドラマーのイメージが強いかと思います。
でも、動画を見ればお分かりかと思いますが、彼のドラムスタイルはロックでありパンクなんですよ。
左手はレギュラーグリップでスネアをバシバシ叩き、ライブでテンポがハシりまくるのを見ると彼はやっぱりパンクでありロックなんですよ。
しかし、彼がただのパンクドラマーではないところを印象付けたのは、レゲエというもう一つの大きな武器があったからです。
これもポリスの有名曲の一つですが、全然アプローチが違いますよね。
ただコープランドが普通にレゲエを叩くわけがありません。
驚異的なハイハットワークとパンクドラミングをミックスさせたハイブリッドなレゲエを聴かせてくれます。
個人的にはこのスタイルがツボにはまってレゲエにも興味を持った経緯があります。
ちなみにこの「Walking On The Moon」という曲ってアルバムだと結構地味な感じですが、ライブだと叩きまくりですね。
現在のスチュワート・コープランド
ポリス解散後、彼は映画のサウンドトラックを手がけていることは有名ですが現在ではGizmodromeというバンドでドラムを叩いています。
このバンドについては、こちらの記事で詳しく書いています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スチュワート・コープランドは今の自分のドラムスタイルを確立していると言ってもいいドラマーです。
まだ書きたいことは山程あるので、それについては随時また書いていければと思います。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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