
- We Can Work It Out
- What Cha’Gonna Do For ME
- I Know You, I Live You
- Any Old Sunday
- We Got Each Other
- And The Melody Still Lingers On(Night In Tunisia)
- Night Moods
- Heed The Warning
- Father He Said
- Fate
- I Know You, I Live You(Reprise)
こんにちは。テツヤマモトです。
今日は前回紹介したチャカ・カーンのもう一つの傑作を聴いた感想をまとめました。
前回のアルバムについての感想はこちらの記事で書いていますので、ぜひどうぞ。
一流のところには一流が集う
前回と同じく参加ミュージシャンはそうそうたる顔ぶれです。
ハービー・ハンコックやブレッカー兄弟と一流どころが参加してるなんとも贅沢なアルバムです。
ブレッカー兄弟については以前にこのアルバムを紹介しています。
ドラマーは前回と同じスティーヴ・フェローンです。
やはり一流には一流で対抗しないといけませんね。
グルーヴはまさに別格でしょう。
16ビートを教えてくれた「恋のハプニング」
で、このアルバムに入ってる「恋のハプニング」が前回の記事で書いたメーザーでの課題曲なんです。
当時は片手で16分を刻みながらバスドラムを入れるのがどうしても出来なくて苦労しました。
こんなパターンですね。

ハイハットは片手で叩きます。
意外と難しいのが2小節目の2拍目の16分のバスドラです。
右手とかみ合わない分、しっかりと流れを作るのがポイントです。
また冒頭のピックアップフィルも外せません。

5ストロークロールを使ったフィルインでこれほどの名演はなかなか聴けません。
個人的にはスティーブ・フェローンといえばこのプレイをまずあげます。
大学生の頃はいろんなジャンルの演奏をしてきたつもりでしたが、R&Bの曲は全然やったことありませんでした。
なので、当然と言えば当然なんですがこのときばかりは自分の実力の無さを痛感しましたね。
当時はこの曲はかなり聴き込んでいたのを覚えています。
動画は昔のものになりますが、とてもパワフルな歌声でまさに「R&B!!」って感じですよね。
バリエーション豊かなアルバム
もちろん「恋のハプニング」の他にもカバーありオリジナルありとバリエーション豊かなアルバムになってます。
1曲目のWe Can Work It Outはおなじみビートルズのカヴァーで、原曲とは違いかなりダンサブルなアレンジになっています。
6曲目はジャズスタンダードのチュニジアの夜です。不思議なアレンジですね。
もちろんカバーだけではなくオリジナルの方もおいしいアレンジで歌を盛り上げていますので、ドラマーだけに限らず全パート必聴のアルバムと言えるでしょう。
ぜひ、一度聴いてみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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