Dave Wecklの「Masterplan」を聴いてみた。後半

こんにちは。山本哲也です。

前回から書いてるデイブウェックルの
「Masterplan」についてのレビューですが、
あまりにも書くことが多かったので、
今日はその後編です。

前回の記事はこちらからどうぞ。

Tower Of Inspiration Here And There Festival De Ritmo In Common ...

5.Garden Wall

マイケル・ブレッカーがゲスト参加している曲です。

曲自体はシンプルなテーマで展開していきますが、
メロディに合わせたり合わせなかったりとアプローチの
バリエーションが豊富な印象を受けます。

テーマがシンプルな分、引き出しを持っていないと
展開のさせ方が難しいのですが
そこを飽きさせることなく最後まで聴くことができます。

最後のコンビネーションフィルインも
非常に難易度が高いですね!

6.Aura Tune

このアルバムで唯一、ボーカルの入った曲になります。
アフリカンな雰囲気の曲調が、
他の曲とは大分印象を変わったものにしています。

ウェックルのプレイもパーカッシブですが、
途中で打ち込み音も含んでいるのでレコーディングでは
おそらく電子ドラムを使っていたでしょう。

チック・コリア・エレクトリックバンドで聴かせたくれた、
打ち込みアプローチがこの曲でも生きています。

Inside Out Make A Wish - Part 1 Make A Wish - Part 2 Stretch It -...

7.Softly, As In A Morning Sunrise

ウェックルと言えばジャズということで、
ここで有名なスタンダードなジャズナンバーが聴けます。

とにかく流れるようなグルーブが印象的で、
まさに水を得た魚状態でたたきまくるウェックルは
本当にカッコいいです。

若干カッチリとした印象のシンバルレガートですが、
それでも十分スイングしています。
4バースソロもコンビネーションからロールを
からめたものまで色んな表情のソロが聴けます。

8.Masterplan

アルバムのタイトルと同じ名前の曲で
チック・コリアが参加しています。

アルバムのハイライトともいうべきこの曲は
スティーブガッドとのツインドラムが
聴くことができる
ので、ガッドのファンにも
たまらない曲となっています。

もちろんウェックルとガッドともに
ドラムソロもあるので、
それぞれのアプローチが楽しめる作品です。

ウェックルはやはりテクニック全開で
攻めていくのに対して、
ガッドは懐の深いおおらかなグルーブでの
ドラムソロが聴けます。

それでもいつものガッドのソロよりは
テクニカルな印象を受けますが
何か大きなノリを感じるのは
ガッドならではでしょう。

9.Island Magic

最後はいかにもフュージョン!って感じの曲です。
個人的には、一番ウェックルらしいプレイが聴ける曲ですね。

やはりドラムソロはあるんですが、
こちらはメロをバックに展開するソロではなく
キメに合わせてのドラムソロです。

ウェックルが昔フリーでやるソロよりも、
後者のメロに合わせたソロの方が好き
と言ってたのを思い出します。
その言葉通り、生き生きとしたドラムソロが聴けます。

2回にわたって書いてきましたが、
改めて聴くと色んな発見のあるアルバムです。

自分が若い頃にこのドラマーに出会って、
今でもドラムを続けてられるのはこの人のおかげです。

ぜひ聴いてみてくださいね。

本日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!

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